7人日2狼②:猫猫灰灰灰灰灰における猫優先吊りのロジックは正しいのか?

こんにちは。しーるです。

 

siro91932088.hatenablog.com

 

こちらの記事では

「狼の身内切りを考慮しない場合は、7人日時点で猫を吊るしたほうがよい」

という結論になりました。

 

このロジックに基づくと、

旧来の12a猫でおこなわれていた進行論が誤りの可能性がでてきます。

旧来の12a猫でおこなわれていた進行論のロジックを確認して検証してみましょう。

 

 

 

ロジックの整理

①7人日に猫又COを吊るすべき

狼が狼に投票しないと仮定する場合、

純粋に、7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率は。33.8%

 

ここに加えて、

真猫投票/猫狼投票のロジックを組み込んだ場合は、村勝率46.5%。

ただし、狼が身内投票をおこなう場合、村勝率は23.4%

 

これに対して。

7人日に灰→5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るして村が勝てる確率:27.4%

 

となります。

以上の確率に基づいて、

狼の身内切りを考慮しない限り、猫又CO優先吊りのほうが望ましい

というのが7人日猫又吊りに掛かるロジックでした。

 

②猫又COを吊るさず3人日に決め打ちするべき

猫又COを吊るさず3人日まで残すロジックはいくつか挙げられます。

  • 決め打ち失敗時の狼道連れ率が、奇数時3人で最大になる。
  • 猫又噛まれからの4人日が辛いため、灰から狼を吊りたい。
    (実際は灰2回吊りを挟んだほうが狼勝率は高いとも言われますが。)

 

1点目に関しては既に前の記事で確認済みですので、

検討するべき事項は2点目ですね。

猫又に対して任意で噛み役(飛び役)を選択できる場合の村勝率を考えてみましょう。

 

まずは7人盤面で村人が吊るされる確率です。

前の記事で確認した通り、狼が身内票を入れない場合は、14.6%で村が吊れます。

身内票をする/しない両方を想定する場合は完全ランダムですので1/4。

身内票をする場合は58.211%程度で村が吊れるそうです。

モンテカルロシミュレーション法で10万回試行)

 

さて、これらの前提を踏まえて、まずは狼の基本戦略を考えてみましょう。

7人日、というか6人日夜に猫噛み狼猫飛ばし。

これで最終盤面4人になります。

 

このときに猫狼が身内票に成功しているとき、狼勝勢とし村勝率を0。

身内票をしていないかつ投票先が生存している場合を、村勝率1/3。

身内票をしていないかつ投票先が死亡しているときを、村勝率1/4とします。

身内票をして相方狼が吊られた場合は、最終盤面2/3が村勝率。

今回は2回の灰吊りでの白得点重みづけはしないこととします。簡単のために。

 

身内票をおこなうか/おこなわないかは本人の判断ですので、

分けて考えるべきでしょう。

まずは身内票をおこなわないパターンから。

 

身内票をおこなわないパターン

狼が身内票を入れない場合は、平均値で14574/100000で狼が吊れます。

村が吊れる可能性はこの逆ですので、85426/100000。

村が吊れるかつ、猫狼の投票先が死んでいる可能性は、

1回目のシミュレーションに基づくと、41604/85548でした。

猫狼の投票先が生存している可能性はこの逆ですので、34944/85548。

 

以上の条件を整理して狼勝率を考えてみましょう。

分岐は次のように整理することができます。

  1. 猫狼の投票先村死亡>猫噛み猫狼飛び>最終日4択。
  2. 猫狼の投票先村生存>猫噛み猫狼飛び>最終日3択。
  3. 狼死亡>最終日猫決め打ち

 

上から順に、

85426/100000*41604/85548*3/4

+85426/100000*34944/85548*2/3

+14574/100000*1/4

=58064/100000

 

狼勝率はだいたい58%ぐらいになりますね。

 

身内票をおこなうパターン

まずはこちらも整理しましょう。

狼が身内票をする場合、58211/100000で村が吊れます。

狼が吊れる確率は41789/100000となりますね。

 

このパターンの分岐は次のように整理することができます。

  1. 猫狼の身内切り成功・村吊り>猫噛み猫狼飛び>狼勝勢
  2. 猫狼の身内切り失敗・狼死亡>  最終日猫決め打ち

 

上から同様に、

58211/100000*1

+41789/100000*1/4

=274633/400000

 

狼勝率はだいたい69%ぐらいですね。

 

確率の整理と比較。

「①7人日に猫又COを吊るすべき」確率

  • 狼が身内投票なしで7人日に猫又COを吊るすとき:村勝率33.8%
  • 真猫投票/猫狼投票のロジックを組み込む場合は村勝率46.5%。
  • ただし、狼が身内投票をおこなう場合:村勝率23.4%
  • ※7人日に灰→5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るとき:村勝率27.4%

 

「②猫又COを吊るさず3人日に決め打ちするべき」の確率

  • 7人日に灰→5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るとき:村勝率27.4%
  • 狼が身内票をおこなわないとき(逆値):村勝率41936/100000≒42.0%
  • 狼が身内票をおこなうとき(逆値):村勝率125367/400000≒31.3%

 

今回は身内票のロジックを組み込んでいるので比較対象となるのは、

  • ①真猫投票/猫狼投票のロジックを組み込む場合は村勝率46.5%。
  • ①ただし、狼が身内投票をおこなう場合:村勝率23.4%
  • ②狼が身内票をおこなわないとき(逆値):村勝率41936/100000≒42.0%
  • ②狼が身内票をおこなうとき(逆値):村勝率125367/400000≒31.3%
  • ※7人日に灰→5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るとき:村勝率27.4%

 

この5つになります。

順番に村勝率の低い順番(狼勝率が高い順番)に並べると、

 

  • 7人日猫又吊り/狼身内投票:23.4%
  • 3人日猫決め打ち:27.4%(投票先重み付けなしなので注意)
  • 6人猫又噛み/狼身内投票:31.3%
  • 6人猫又噛み/狼村投票:42.0%
  • 7人日猫決め打ち/狼村投票:46.5%

 

このような順番になりますね。

身内投票を考慮する限りは猫又吊りの優先度は低く、

逆に考慮しないのであれば7人日決め打ちがスマートそうです。

 

何よりこの値は狼が任意で飛び役を選択できる場合ですので、

onlineに限った話をすれば7人日猫決め打ちのほうが無難でしょう。

(ゲームとして面白いかどうか、村の技量での数値変動は別だとして)

 

何はともあれ。3人日猫決め打ち:27.4%の勝率の重み付け分析が急務ですね。

実際は灰2回吊りを挟んだほうが狼勝率は高いとも言われるのは、

このあたりの重み付けをして計算しない限りは何とも言い難いので。

 

実際のところは身内票に成功したかどうかで、

猫又を噛むかどうかも考えないといけなそう。

 

そのうちやります。いつか。いつかね。

 

 

 

7人日2狼:猫猫灰灰灰灰灰の吊り手順に関するモンテカルロ・シミュレーション法を用いた分析

こんばんは。こんにちは。しーるです。

 

猫猫灰灰灰灰灰のシミュレーションです。 

本来は計算やら何やらで求めるのが正攻法なのですが、

上手く計算する方法を思いつかなかったので、

モンテカルロ・シミュレーションで近似値を求めることにしました。

 

 

 

7人日に灰、5人日に灰を吊るして村が勝てる確率

  • 内訳は猫2灰5のうち狼2
  • 村はランダムに投票するものとする
  • 狼は狼に投票しないものとする(身内切りの禁止)
  • 狼が結束票をおこえるかどうかもランダムとする

上記の条件を元に、灰狼が吊れる確率を求めます。

 

分析方法

上記条件を元にExcelVBAを使用。

10万回の試行を3回おこない平均値を算出する。

シミュレーション結果は友人の計算結果と大きな差異がないことを確認した。

 

シミュレーション結果(7人日に灰狼が吊れる確率)

1回目:.14453

2回目:.14563

3回目:.14705

平均≒.14574(14.578%)

 

5人日に灰狼が吊れる確率

  • 内訳は猫2灰5のうち狼2。
  • その他条件は7人日と同様。

 

シミュレーション結果

1回目:.20705

2回目:.20678

3回目:.20697

平均≒.20693(20.693%)

 

この条件で村陣営が勝てる確率:灰→灰→猫

  • 分岐①7人日に狼処刑

狼処刑>村処刑>猫又決め打ち

.14574*1*3/4≒.15520

 

  • 分岐②5人日に狼処刑

村処刑>狼処刑>猫又決め打ち

(1-.14574)*.20693*3/4≒.13256

 

分岐①と分岐②の合算が灰→灰→猫の手順で狼を吊るした場合の村勝率なので、

.15520+.13256=.27391(≒27.391%)

 

 

7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率

狼は狼に投票しないとする場合、村は狼に5票or4票で猫決め打ち成功する。

村4人正解(1/16)

村3人正解1人間違い4c1×(1/2)³*1/2=4/16

合計が決め打ち成功率となるので、決め打ち成功率は5/16

5/16×猫灰灰灰灰(5/8)+

11/16×灰狼道連れ(1/6)+

11/16×対抗狼道連れ(1/6)×最終日4択(1/4)

=65/192≒33854(33.8%)

※友人のXポストから拝借・一部加筆修正。

 

もっと少しだけ考えてみよう:灰狼→猫狼へ身内票をおこなう場合

狼が身内票をする場合を想定してみましょう。

狼が狼に投票する場合、猫狼得票数4,5,6で猫決め打ち成功となります。

6票:村4人正解(1/16)=(1/2)⁴

5票:村3人正解=1/4

4票:村2人正解=3/8

 

6人投票した場合は、完全に情報がないことになるとします。

この場合の村勝率は、猫灰灰灰灰から2回の吊りで狼を吊るす確率ですので、

1/4*{(1-1/4)*1/2}=5/8

 

5人投票した場合は、真猫に投票した村人が優先的に吊られるでしょう。

したがって、猫灰灰の最終盤面になるので、この場合の村勝率は1/2

 

4人投票した場合は、真猫に投票した2人の村人が優先的に吊られるでしょう。

この場合の村勝率は0に近くなりそうですね。

 

これらを踏まえて、狼が身内を切る場合の村勝率を再計算してみましょう。

  • ①まず、猫又騙り狼が吊れる場合。

発生率×勝率の和をそれぞれ求めればいいので、

(1/16)*5/8

+(1/4)*1/2

+ (3/8)*0

=21/128

 

  • ②次に、猫又が吊れる場合。

猫又が村人道連れの場合は村敗北。

猫又が猫又騙り狼道連れの場合も身内票があるの事実上の村敗北。

村が勝利可能なのは、猫又がグレーの狼を飛ばした場合です。

 

したがって、猫又吊りの発生率は①の逆となるため、

1-{(1/16)+(1/4)+ (3/8)}=5/16

 

このうち猫又の灰狼道連れが以外の場合は村負けとなる。

猫又の灰狼道連れが発生する確率は、1/6となるため、

この場合の村勝率は、

5/16*1/6=5/96

 

①と②の和が村勝率となるため、

21/128+5/96=83/354(23.4%)

 

【参考】7人日に灰、5人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率

このパターンで7人日身内切り投票をやる価値は低いので、

身内切りは考慮しないことにします。

 

7人日に狼が吊れる分岐の発生確率は、

前述のシミュレーション通り.14574(14.578%)

 

7人日に狼が吊れた場合は、

5人日に猫狼を吊るして村勝利。猫+灰2=計3票必要。相方不在のため純粋に1/2。

5人日に真猫を吊るしても道連れがあれば村勝利。1/2*1/4=1/8

 

7人日に狼が吊れない分岐の発生確率は、

1-.14574=.85426

 

7人日に狼が吊れない場合は、猫猫灰灰灰盤面となるため、

猫吊りから入る場合(身内票なし)1/4(25%)
猫吊りから入る場合(身内票あり)1/8(12.5%)

奇数の猫決め打ちは遅らせるのが最適とは限らなかった。 - 白の人狼日記

となります。

 

以上の条件を踏まえると、

7人日に灰、5人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率は、

①7人日灰狼吊り>5人日猫狼吊り

②7人日灰狼吊り>5人日猫又吊り狼道連れ

③7人日灰村吊り>5人日猫又決め打ち

の以上の和3パターンとなるので、

狼が5人日に身内票をおこなわない場合は、

.14574*1/2+.14574*1/8+.85426*1/4=..3046525(≒30.1%)

 

狼が5人日に身内票をおこなう場合は、

.14574*1/2+.14574*1/8+.85426*1/8=.19787(≒19.8%)

 

まとめ。

  • 7人日に灰、5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るして村が勝てる確率:27.4%
  • 7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率:33.8%
  •  (狼が身内切りをおこなう場合):23.4%
  •  7人日に灰、5人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率:30.1%
  •  (狼が身内切りをおこなう場合):19.8%

 

狼の身内切りを想定しないのであれば、

猫又吊りは早いほうが村勝率が高くなる。

狼の身内切りを想定するのであれば、

猫又吊りは遅いほうが村勝率は高くなる。といったところでしょうか。

 

あとは狼の身内切りを想定しない場合は、

狼の投票結果から見えてくるものも含まれるので、そこも加味して、って感じですね。

 

進行役がいる場合も想定してみましょう。

 

霊猫猫灰灰灰灰(進行役がいる)場合は、

猫先行吊りの場合。

これは狼は6人夜の日に必ず霊能を噛めると仮定。

このときの狼勝ちの分岐は票先を加味しない場合、

  • 猫指定(1/2)>霊灰飛び村負け(4/6)
  • 猫指定(1/2)>猫狼飛び(1/6)>灰灰灰灰で白吊り(3/4)
  • 猫狼指定(1/2)>灰白吊り(3/4)>灰白吊り(1/2)

以上の分岐となるため、7/12。

この逆をとればいいので、村勝率は5/12(≒41.7%)。

 

灰先行吊りの場合。

こっちは村勝率から求めましょう。

  • 灰狼指定(1/4)>村吊り(1)>猫決め打ち(3/4)
  • 灰村指定(3/4)>狼吊り(.20693)>猫決め打ち(3/4)

以上の分岐となるため、村勝率は.304ぐらい。

こちらも現実的に霊噛みが安定するので、村勝率は≒.304。

こちらも先の結論と同じ感じになりそうな予感がしますね。

 

7人日に灰、5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るして村が勝てる確率に関しては、

猫又が片方ずつ1指定出すとかの多少工夫はできそうな感じ。

 

あとは狼が偶数戻し狙いで猫噛みぬいてくるパターンもあるかもしれないですね。

1/2+(1/2*1/4)=5/8が村勝率となりますが、噛みぬけさえすれば1/4ですしね。

るる鯖だと噛み飛び役選択で確実に1/4にできるのに対して、

onlineだと噛み役飛び選択できないので、その辺の影響で結構違うゲームになってそう。

 

猫狼指定時も灰狼指定時も霊黒GJが出ると狼目線詰かねない事態になるので、

本来はこれを避ける灰噛みも考慮しなければいけないですが・・・

灰GJも灰からの狩人COもあるので省略せざるを得ないですね。何とも。

 

以上、7人日2狼盤面についての考察でした。

 

補論:黒票を優先して白と置くとき。狼が身内切りをしない場合。

  • 7人日に灰、5人日に灰(3人日に猫又CO)を吊るして村が勝てる確率:27.4%
  • 7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率:33.8%
  •  (狼が身内切りをおこなう場合):23.4%
  •  7人日に灰、5人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率:30.1%
  •  (狼が身内切りをおこなう場合):19.8%

 

狼が意識的に身内切りをおこなう場合、

  • 7人日から猫又COを吊るした場合は23.4%。
  • 5人日に猫又COを吊るした場合は19.8%

といった結論にいたりましたが、身内切りなしの場合も補足しておきましょう。

 

7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率

まず、7人日に猫又COを吊るして村が勝てる確率について。

猫猫灰灰灰灰灰ですね。

狼は狼に投票しないとする場合、村は狼に5票or4票で猫決め打ち成功する。

村4人正解(1/16)

村3人正解1人間違い4c1×(1/2)³*1/2=4/16

合計が決め打ち成功率となるので、決め打ち成功率は5/16

ですので、

村4人正解の場合も村3人正解の場合も決め打ち成功時点で狼負け確定になります。

縄数が足りますからね。

 

逆を言えば村2人正解(決め打ち失敗時点)のみ狼の勝機が生まれることになります。

村2人正解の場合の分岐は、下記の通り。

  • 真猫吊り>灰村道連れ(4/6)→村負け
  • 真猫吊り>猫狼道連れ(1/6)>白灰灰灰(1/3)
  • 真猫吊り>灰狼道連れ(1/6)→村勝ち

 

したがって7人日猫決め打ちで黒票を白だと評価する場合の村勝率は、

5/16+11/16*1/6+11/16*1/6*1/3≒67/144(≒.465)

いずれにしても身内票が狼目線は最適ということになりますね。

 

5人日の確率は確か身内込みで計算を既にしていたと思うので省略。

 

7人日に灰、5人日に灰を吊るして村が勝てる確率は気がむいたらつけておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「12a猫はRCOだ!」は本当に適切?何%以上勝てる見込みがあれば占霊は潜伏するべきなのか。

こんにちは。こんばんは。

しーるです。

 

今回は12a猫におけるゲゲゲについて考えてみることにしましょう。

ゲゲゲそのものの定義などの説明は省くことにします。

 

 

また、今回の計算における明記されていない前提は以下の通りです。

  • 初日犠牲者は必ず村人である。
  • 初日黒特攻(黒凸)は必ず狂人がおこない、必ず村人に刺さる。
  • 人狼は必ずグレーを噛む。
  • そのほか猫又踏みや狩人GJは考慮しない。

 

 

前座:ゲゲゲが発生しなかった場合、村が75%で勝てると考える。

12a猫で占い霊能がRCO推奨されるのはゲゲゲ率が他配役よりも高いためです。

具体的には人狼の数が12bよりも1人大きいためですね。

 

単純に狂人が黒特攻し、回避なしで処刑された場合を想定すると、

生存者11人のうちCOした狂人と処刑された村人2人が噛み先から外れ、

うち3人が狼ですので、狼目線の噛み択は6択。

 

したがって占い霊能が死亡する確率は2/6=1/3になります。

 

まずは、この「ゲゲゲ」が発生した場合に必ず負けるという前提で考えます。

逆にこの「ゲゲゲ」が発生しなかった場合は村が75%の確率で勝てると考えます。

(この75%という数値は純粋に狼が初手で「村人しか噛めなかった」と仮定して、

通常の12a猫の村勝率約50%の1.5倍を想定します。)

 

この場合は単純ですね。

この場合の村勝率は、2/3で占い霊能が死ななかったとき、3/4で村が勝てるので、

P=(2×3)/(3×4)

 =6/12

 =1/2

となるので、占い霊能が潜伏したときの村勝率は5割となります。

 

データから見る、実力ゲ配役、運ゲ配役 12a猫編 - 人狼流浪記

12a猫に関する勝率については、私のサブブログのほうでまとめています。

それぞれの村勝率の値については、

るる鯖の場合の12a猫の村勝率は52.78 %

onlineの場合の12a猫の村勝率は56.40%(推定値)

となっています。

 

ゲゲゲが発生し得ない場合においても、

75%でしか村が勝てないというのであれば、

当然、50.0%<52.78 %ですので、

初手から占い霊能がRCOするのが利に適っているということになります。

 

 

何%以上で村が勝てれば黒進行潜伏はアリなのか?

逆に考えてみましょう。

 

ゲゲゲが発生しなかったときに、

何%以上で村が勝てれば潜伏進行はアリと言えるのでしょうか。

 

今回求めた村勝率Pは、ゲゲゲ不発生時にq%で村陣営が勝てるという前提ですので、

P=(2/3)×q

 

これが52.78%を越えれば良いので、

(2/3)×q>52.78%

q>52.78%×(3/2)

q>0.5278×1.5=0.7917

 

ゲゲゲが発生しなかったとき(2/3)に村が約80%以上で勝てるのであれば、

初手黒進行での占い霊能潜伏は有効だということになります。

 

あまり現実的ではありませんね。

従来のRCO進行は利に適っている可能性のほうが高そうだと言えます。

 

 

霊能だけRCOする場合。

ときに、12bの場合は霊能のみRCOが許容されることがあります。

12a猫においても霊能のみRCO黒進行が許容され得るのか検証してみましょう。

 

狂人黒凸と霊能RCOの場合において、

人狼目線の噛みの選択肢は5択になります。

このうち占い師は1名ですので、ゲゲゲの確率は1/5となります。

 

したがって

P=(4/5)×q+(1/5)×0

 =(4/5)×q

 

このPの値が52.78%を越えれば良いので、

(4/5)×q>52.78%

(4/5)×q>0.5278

q>0.5278×(5/4)

q>0.5278×(5/4)=0.65975

 

占い噛みが発生しなかったとき(4/5)のときに

だいたい66%、2/3以上で村が勝てると仮定すれば、

霊能RCOと占い潜伏の選択肢は有効となるわけです。

こちらのほうは割と現実的な値なのではないでしょうか。

 

 

小まとめ(狂人の黒凸を想定する場合)

占い霊能ともに潜伏する場合は、

ゲゲゲが発生しなかったとき(2/3)に、村が80%以上で勝てそうであれば、

初手黒進行での占い霊能潜伏は有効になる。

 

占いのみ潜伏する場合は、

ゲゲゲが発生しなかったとき(4/5)のときに、村が66%以上で勝てそうであれば、

初手黒進行での占いのみ潜伏(霊能RCO)は有効になる。

 

占い霊能両潜伏は8割以上で村が勝てるかと言われると微妙ですし、

何よりゲゲゲが発生した場合は狼有利の一方的な展開になりやすいので、

現実的に黒進行全伏せが実現することはなさそうです。

 

占い潜伏霊能RCOは割とゲゲゲ率が低め、

かつ目安となる目標村勝率も現実的な範囲ですので、

比較的現実的な戦略であると言えるのではないでしょうか。

(実際に潜伏して信用が取れるかどうかは別として。)

 

 

狼の黒凸を想定する場合。

上段では、狂の黒凸を仮定しましたが、

実際には黒の黒凸のほうが多いといったことが想定されます。

この場合の目標村勝率qは先の値よりも低くなります。

 

狼の黒凸を想定する場合、

占い霊能ともに潜伏する場合、ゲゲゲが発生しない確率は(5/7)。

目標勝率qは、

(5/7)×q>0.5278

q>0.5278×(5/7)=0.73892≒73%

 

霊能RCOで占いのみ潜伏する場合、ゲゲゲが発生しない確率は(5/6)。

目標勝率qは、

(5/6)×q>0.5278

q>0.5278×(5/6)=0.63336≒63%

 

したがって、

占い霊能ともに潜伏する場合は、

ゲゲゲが発生しなかったとき(5/7)に、村が73%以上で勝てそうであれば、

初手黒進行での占い霊能潜伏は有効になる。

 

占いのみ潜伏する場合は、

ゲゲゲが発生しなかったとき(5/6)のときに、村が63%以上で勝てそうであれば、

初手黒進行での占いのみ潜伏(霊能RCO)は有効になる。

ということになります。

 

12a猫の場合まとめ。

以上の確率を表にまとめます。

 

占い霊能両潜伏はどちらもやはり難度が高い。

ゲゲゲが3割近くの確率で発生し、潜伏成功時の目標勝率も7割超えと結構高い。

 

逆に、霊能のみRCOは比較的実現可能性がある難度と言えるのではないでしょうか。

ゲゲゲの発生率はどちらも2割以下ですし、目標村勝率も6割台です。

 

新しい戦術として潜伏黒進行を

取り込むのであれば霊能はRCOするのがベターであると言えるでしょう。

このあたりは昔の12a猫をプレイしたるる鯖の人たちが実践で試していそうですね。

こういうのには思わぬ欠陥があったりするので実践するのがベターです。

 

 

参考①:12bの場合。ゲゲゲ率と目標村勝率。

「誰かが計算してなかったっけ?」と思って軽く探してみましたが、

見つからなかったのでここに記載しておくことにします。

 

12bの場合は狐が噛まれた場合はゲゲゲが発生し得ないなどの事項が入ってきますが、

基本的にはゲゲゲが発生した場合のみを考えればよいので、考えることは同じです。

 

基準とする村勝率はるる鯖@wikiを参照します。

定番配役村一覧 - 汝は人狼なりや?@るる鯖wiki - atwiki(アットウィキ)

12B

  • 【配役】村5/狼2/占1/霊1/狂1/狩1/狐1

  • 【勝率】村人陣営:41.24% / 人狼陣営:30.27% / 妖狐陣営:19.01% / 引分:9.58%

  • 【ゲーム時間】約40分

  • 【リンク】12B

  • 17Aと人気を二分する定番配役。オーソドックスな人狼を楽しめる

  • 少人数でさくさくとプレイできるため、プレイヤー層が厚く数も多い

 

 

狂人黒凸の場合。

狼目線の噛み択は7択。うちゲゲゲが発生しないのは5択。

 

このとき占い霊能両潜伏を選択した場合の勝率Pは、

P=(5/7:ゲゲゲ不発生率)×q

 

基準とする村勝率は41.24%なので、

(5/7)×q>41.24%

q>41.24%×(7/5)

q>0.4124×1.4=0.57736≒58%

 

霊能のみ潜伏を選択した場合は、ゲゲゲ発生率は5/6

P=(5/6:ゲゲゲ不発生率)×q

 

(5/6)×q>41.24%

q>41.24%×(6/5)

q>0.4124×1.2=0.49488≒49%

 

 

人狼黒凸の場合。

狼目線の噛み択は8択。うちゲゲゲが発生しないのは6択。

 

占い霊能両潜伏を選択した場合の勝率Pは、

P=(6/8:ゲゲゲ不発生率)×q

 

目標勝率qの値は、

(6/8)×q>41.24%

q>41.24%×(8/6)

q>0.4124×1.3333=0.54987≒55%

 

霊能のみ潜伏を選択した場合は、

P=(6/7:ゲゲゲ不発生率)×q

 

目標勝率qの値は、

(6/7)×q>41.24%

q>41.24%×(7/6)

q>0.4124×1.1666≒0.48=48%

 

 

12bの場合まとめ

 

12a猫とは違い、

12bはゲゲゲが発生したとしても、比較的村陣営に戦う手段が残されているので、

やや目標村勝率に歪みが発生しているような気がします。

 

そもそも本来狼陣営の黒凸が頻繁に発生するものでもないので何とも…。

狂人黒凸されたときに、58%も村が勝っているかと言われるとどうなんでしょう。

そう考えると少なくとも黒凸時両潜伏は悪手なように感じます。

 

ただ、そもそも12bの場合は、黒進行時は潜伏が基本となるので、

真占いが黒引きした場合も村狩視点は考えらますよね。

こういう点を考えると、一概にこっちの進行に固定すべきって感じはしません。

 

霊能が出ても楽しいかもねってぐらいに思います。

 

 

参考②:11Aの場合。ゲゲゲ率と目標村勝率。

11aの場合で考えられたことは恐らく無いと思うので、こちらも同様に計算明記。

村陣営の基準となる勝率もるる鯖@wikiを参考にし、53.02%とします。

 

 

狂人黒凸の場合。

  • 占い霊能両潜伏。

P=(4/6:ゲゲゲ不発生率)×q

(4/6)×q>53.02%

q>53.02%×(6/4)

q>0.5302×1.5=0.7953≒79.5%

 

  • 霊能のみRCO

P=(4/5:ゲゲゲ不発生率)×q

(4/5)×q>53.02%

q>53.02%×(5/4)

q>0.5302×1.25=0.66275≒66%

 

 

人狼黒凸の場合。

  • 占い霊能両潜伏。

P=(5/7:ゲゲゲ不発生率)×q

(5/7)×q>53.02%

q>53.02%×(7/5)

q>0.5302×1.4=0.74228≒74%

 

  • 霊能のみRCO

P=(5/6:ゲゲゲ不発生率)×q

(5/6)×q>53.02%

q>53.02%×(6/5)

q>0.5302×1.2=0.63624≒64%

 

11Aの場合まとめ



かなり肌感覚に左右されるような感じになりましたね。

 

狂人黒凸の占霊両伏せで8割近く村が勝っているのかと言われると微妙なので、

この条件の下では狂人の黒凸だろうと両潜伏はやめようね、という話になります。

 

【11A】狂人が初日黒特攻した場合の勝率について、データを取ってみた - 蛙の人狼日記

私の過去ブログでは狂人が黒特攻した場合、10%狼勝率が上がるという話をしました。

このような点なども踏まえると、黒凸時両潜伏は悪手であると考えられる気がします。

なぜなら潜伏時の目標村勝率が高いからですね。

 

霊能のみRCOの場合はどうなんでしょう。

潜伏が成功したときに6割以上の確率で村が勝っているのかと言われると、

結構悩ましい部分があります。

 

狂人黒凸の場合は狼が占い対抗に出て五分五分。肌感覚6割は勝てない気がします。

(対抗占いに白刺して自爆する可能性などを加味したとしても。)

人狼黒凸の場合も五部な気がしますね。

 

そうなってくると真黒凸でも狂狼含めて占霊RCOが正解に思えてきますが。

あくまでも今回は条件の制約が複数あるので断言は避けておきましょう。

暫定的には11Aは占霊はRCOでもいいんじゃない?という感じをほのめかすぐらいで。

 

 

おわりに。

 

10a狩についても明記してみようかなと思ってましたが、

こちらはonlineのくろうさdays様にしか勝率データがないので、

るる鯖準拠しまくっているところと整合性が取れなそうなのでやめておきました。

 

12a猫に関してはそのままRCOするか、時々占いのみ潜伏。

12bに関しては何とも言えないけど、霊能が出ても楽しそう。

11Aに関しては何だか占霊RCOのほうがトータル良さそうかも?

といった感じでした。

 

ただ、再三言っていますが、

占霊をRCOさせると、真占いの黒凸時のメリットも帳消しにしていることになります。

ですので、どちらかと言えば、この計算は界隈全体の共通認識として使うよりも、

個人の戦術として活用するほうが強そうな印象を受けました。

自分が真のときはどんどん表に出るけど、自分が偽のときは出ない、

といった使い方のほうが幾分快適な人狼ライフを送ることができそうです。

 

書き始めたときは12a猫だけで完結させるつもりだったので、

なんか改めてみると章構成がバラバラしてて嫌ですね。

過去記事も過去記事③でタグ付けしないとなぁ…そのうちやるよ。

 

 

「議論」と「推理」の機構解説。議論ゲーを重視するプレイヤーに向けて。

こんにちは。しーるです。

ふと、別のほうのサブクソブログでこんなことを述べました。

 

人狼を「教える」を考える - 人狼流浪記

論理という機構は優れていますので、正しく論理を組み立てていくことができれば理論上は100%狼を吊るすことができます。もちろんその論理を正しく組み立てていくために批判的思考、もといクリシンが重要だということは蛙の人狼日記で触れましたね。

 

そう言えば蛙の人狼日記以降こういった推理に関する考え方について

まとめたことはなかったかと思ったので、色々と再度整理してみることにしました。

 

 

そもそも「議論する」とは何なのか?

 

人狼において議論するということは、

理想的に言えば、

自分の推理と他人の推理を合わせ、昇華し、

意思決定もとい投票をおこなうということです。

 

自分の見えている世界と他人の見えている世界のすり合わせをおこない、

より良い結論(≒人狼を吊るすことができる議論)に持っていくことが、

議論そのものの本来の目的だと言えるでしょう。

 

以降、解説をおこないますが、議論には大きく2つのフェーズが存在します。

1つ目は自分の頭の中で推理をおこなう「脳内の推理」の段階、

2つ目はその推理を発言に落とす「推理の表出」≒「議論」の段階です。

それぞれポイントを押さえながらみていきましょう。

 

推理の機構(自分の推理)

自分の推理、すなわち自分の脳内における推理というものは、

大きく分けて3段階で考えることができます。

 

1つ目が論理的思考、

2つ目が批判的思考、

3つ目が自己による反駁です。

この3つの段階を踏むことが「推理」の基礎型であると言うことができます。

 

論理的思考

簡単に言えば「AだからBだと思う」という思考のことです。

例えば「①は霊結果で白だった②を疑っていたから人狼だと思う」などですね。

 

批判的思考

簡単に言えば「本当にそういうふうに言えるの?」という思考のことです。

別名、クリティカル・シンキングというものです。

 

例えば、

論理的思考A「①は霊結果で白だった②を疑っていたから人狼だと思う」に対して

批判的思考A´「②を疑っていた人が必ずしも人狼とは限らない」が挙げられます。

このような思考法が批判的思考と言われるものです。

 

自己による反駁

以上のような批判的思考に対して、

推理の中でおこなわれるのが自己による反駁です。

反駁というのは、反論に対する反論のことです。

 

例えば、

論理的思考A「①は霊結果で白だった②を疑っていたから人狼だと思う」

批判的思考A´「②を疑っていた人が必ずしも人狼とは限らない」

自己による反駁「だけど①の②に対する疑いのかけ方は、①のPSから考えて不自然だ、だから狼の可能性のほうが高くみえる」

このような思考を自分自身の脳内でおこなうわけですね。

 

このような、

「論理的思考→批判的思考→自己による反駁」のサイクルを繰り返すことで、

論理の機構は担保され、推理の精度が理論上向上します。

 

  例1(疑う場合) 例2(疑わない場合)
論理的思考 ①は霊結果で白だった②を疑っていたから人狼だと思う。
批判的思考 ②を疑っていた人が必ずしも人狼とは限らない。
自己による反駁 だけど①の②に対する疑いのかけ方は、①のPSから考えて不自然だ、だから狼の可能性のほうが高くみえる。 ①の②に対する疑いのかけ方は、①のPSから考えて自然だ、だから村とも狼とも言えない。

 

この上の表の場合、

「論理的思考→批判的思考→自己による反駁」のサイクルを回した結果、

例1においては、①は狼の可能性が高そうであり、

例2においては、①が狼がある可能性はそこまで高そうではない、

ということになります。

 

色々と長々と用語を使い説明をおこないましたが、

要するに「自分の考察に対する反論を御しきれそうか?」を脳内で問うことが重要になるということです。

 

実例を用いた説明

こういうときに実践例になってくれるのはヤクルトさんですね。

虜さんの最新の12a猫のログを引っ張ってきましょう。

 

https://zinro.net/m/log.php?id=1089217(せりあ-67)

虜: きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気
この考察も短絡的すぎてこのみ真にしか見えないかな。
シルバー→きなこの殴りはほぼ不当だけど狼の動きではなさそうだね。

 

これは3d朝の文章です。

立派な考察ですが、残念ながら実際にはきなこさんはこの試合においては真占い師でした。

どういう部分が悪かったのかをここでは先程のサイクルに基づいて考えてみましょう。

 

例文中では、

論理的思考「短絡的な考察をするのは偽占い師」を展開していますね。

 

これに対する批判的思考(反論)は何でしょうか。簡単ですね。

「短絡的な考察をするのは必ず偽占い師なのか?」です。

「短絡的な考察をする真占い師の可能性はないのか?」とも言えます。

 

これに対する反駁をおこなうためには、どのような点を考えれば良いでしょう。

考えるべき点は挙げればきりがありませんが…

今回は入門編として、軽く3個ぐらい挙げてみましょう。

 

①そもそも、きなこというPLは深い考察が充分にできるPLであるのか?

②その短絡的思考は、偽占い師特有のものなのか?真占い師でも自然に出てくるものではないのか?

③その短絡的思考は、「きなこ」のみに見られるものなのか?他占い師には見られないのか?

 

なお。それぞれこれらの反駁が成功した場合は、

①が反駁されれば、深い考察ができるにも関わらず短絡的思考をしているから偽占い師の可能性が高い。

②が反駁されれば、その短絡的思考は偽占い師特有のもので、真占い師のときには恐らく出てこないものだ、ゆえに偽占い師の可能性が高い。

③その短絡的思考は、「きなこ」のみに見られたものであるため、他の2者よりもきなこが偽占い師である可能性が高い。

ということになります。

 

①そもそも、きなこというPLは深い考察が充分にできるPLであるのか?

まず①について考えてみましょう。

これはきなこさんのログを一見すればいいですね。

 

きなこ: 【占co】HeilBrinzaさん白
きなこ: ギドランって駄目なんでしたっけ
きなこ: はあい
きなこ: 3-1で草のポイントってありますかね?
きなこ: 囲いなければ狼吊れる確率高いです。それだけです…
きなこ: あれでしょう猫も飛び懸念
きなこ: このみが狂ぽいからジバニャン狼かなってところです
きなこ: ?意味がわからない
きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気
きなこ: 勝率的な話でありかなしかだけ聞きましたけど駄目でしたかね?
きなこ: あっジバニャンとシルバーラインありますね
きなこ: 囲ってるのかな
きなこ: ありか無しで聞いただけなんですぐ引っ込めましたよ
きなこ: さっさと真ころせるんならラインつなぐ意味もあると思いますよ
きなこ: そんなにギドランよろしくない?

 

深い考察が充分にできるのかと言われると、このログだけではわかりませんね。

 

きなこ: あっジバニャンとシルバーラインありますね
きなこ: 囲ってるのかな
きなこ: さっさと真ころせるんならラインつなぐ意味もあると思いますよ

このあたりの思考の変化は、

ラインがあるかもしれない→(「狼同士でそんなに露骨にラインを繋ぐのか?」という反論)→狼同士でラインをつなぐ意味の精査

このような批判的思考を含んだ変化を辿っているので、

深い思考ができそうな余地は充分あります。

 

きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気

ただ、そもそもこの発言自体が「短絡的思考」であるのかというのにはかなりの疑問符がつきます。

ここでおこなっているのは、「きなこは深い考察ができる人物だ」→「ならば元の発言は本当に短絡的思考だったのか?」という精査です。

 

結論だけを言えば、この発言のみを抽出して「短絡的である」と結論を付けるのは早急ですね。

きなこは、文章中で「こんな会話しなそうだなって雰囲気」と、あくまでも濁した表現を使用しています。

 

きなこが、先程のように批判的思考を挟むことのできるプレイヤー像であることを鑑みると、この文章は「安易に感じたことを、非確定の要素として落とした」と見るのが妥当でしょう。

 

以上のことから、

①そもそも、きなこというPLは深い考察が充分にできるPLであるのか?

→充分にできる可能性がある。

→そもそも当該発言は「雰囲気」と述べており断言ではない。短絡的思考ではなく可能性の示唆に留めている、これはPL像としての考察の仕方と一貫していて不自然ではない。

となります。

 

したがって、自己による反駁「①そもそも、きなこというPLは深い考察が充分にできるPLであるのか?」は失敗したことになります。

すなわち、この考察は反論の可能性を持った考察になるため、間違いである可能性が含まれる訳ですね。

 

②その短絡的思考は、偽占い師特有のものなのか?真占い師でも自然に出てくるものではないのか?

ガーゴイル: このみ>ジバニャン>きなこ
このみ: ガーゴイルの名推理きたね
きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気

きなこは上記の流れを見て、このみ狂人を見るという旨の発言をしています。

この短絡的思考(仮称)は偽占い師特有のものなのでしょうか?

 

想像力をはたらかせてみましょう。

偽占い師であれば、誤った可能性を広げることが村の敗北につながるため、このように短絡的発言≒間違っていそうな発言をする可能性があります(※)。

逆に真占い師であれば、「雰囲気」とも言っていることから、特段の意図なく、自視点で感じたことを開示しただけであるとも考えられますね。

 

村の考える可能性の幅を広げるというのは、村のミスの可能性を増やすということです。村のミスを拾って勝ちましょうということですね。

理論上100%狼を吊るせる推理の機構を崩すためにはどうすればいいのか?のアンサーは「間違った前提でパズルを組み立てさせる」というものです。考える幅を広げるというのは恐らくこのようなニュアンスを持っているのでしょう、が、伝わってないと感じます。

※人狼を「教える」を考える - 人狼流浪記

 

 

すなわち、考えるべき事項はこの発言が真占い師としての立場からの発言っぽいのか、偽占い師としての立場からの発言っぽいのかということです。

つまり、「きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気」という発言が、偽占い師として、村に意図的に誤った可能性を広げる発言であると思うかということです。

 

きなこの感じたことには一理の妥当性があります。

人狼は安易に他人に言及するとライン考察を村側に展開されてしまうので、他人に触れる際に慎重になるかもしれませんね。

そう考えると、この「このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気」という発言は、特段の悪意を持って誤った考察を広げようとしている感じはあまりしません。

 

他の発言との整合性も考えてみましょう。

きなこ: あっジバニャンとシルバーラインありますね
きなこ: 囲ってるのかな
きなこ: さっさと真ころせるんならラインつなぐ意味もあると思いますよ

先述した通り、このあたりの発言からも、

先程の発言が「誤った可能性を意図的に広げようとしている」とは言い難いですね。

むしろ自己の判断を精査している点においては、誤った可能性を広げないようにしている姿勢も若干ですが見られます。

 

仮に「きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気」という発言が、偽占い師として誤った可能性を広げるための発言であるとするのであれば、ほかの発言での一貫性が見られないのでやや根拠として弱い印象を受けます。

 

偽占い師で意図的に間違った可能性を広げようとした、と考えるよりも、

真占い師で特段の意図なく自視点を開示した、と考えるほうがまだ妥当性が高そうですね。

こちらの根拠を補強する材料は複数あります。

 

まず、このみ狂人→ジバニャン人狼と、思考が一貫している点は、視点の移動として自然であり、悪意を持って誤った可能性を広げようとしていると考えるのは難しい部分があります。

次に、PL像として「雰囲気」という言葉を選択していたり、ラインの可能性を提示したあとに狼狼でラインを繋ぐ意味を反論したり、している点は、誤った可能性を意図的に広げようとしているよりも、ただただ自視点の考察を深化されているように見えます。

最後に、この人は思ったことを素直に発言する傾向がみられます。例えば「ギドランって駄目なんでしたっけ」とかですね。ギドラン提示だけで真目偽目が左右される可能性がある中でこの発言を落としていますので。「このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気」という発言も、仮に短絡的であったとしても、思ったことを直に素直に喋っただけと考えるほうが自然でしょう。

悪意を持って誤った可能性を広げようとしている偽占い師像として捉えるのは無理がありますね。

 

したがって、自己による反駁「②その短絡的思考は、偽占い師特有のものなのか?真占い師でも自然に出ないのか?」も失敗。

この推理も間違った可能性を含んだものである、

反論可能性を含んだ根拠不充分なものであると言えます。

ちょっとこの辺の論理は強引かもしれないけど許してね。

 

③その短絡的思考は、「きなこ」のみに見られるものなのか?

最後の点です。他の占いCO者のログとも比較をおこなってみましょう。

 

このみ: 【占CO】【虜白】
このみ: 3-1草
このみ: 占ロ黒ストが好きだけど別に俺以外が死ぬならなんでもいいよ
このみ: 俺が生きれば村勝ちなので
このみ: ガーゴイルの名推理きたね
このみ: きなこーHBの2wはなさそうだなと思った
このみ: ジバニャンが何言ってるかマジでわからないのと
このみ: 1mmも狂アピしてないから真面目にやって。
このみ: ジバニャンのその発想って狂で出てくるあれじゃなさそうだよね
このみ: ジバニャン狼でいいんじゃない。きなこ狼かは明日見ればいいので
このみ: 単純明快の意味がわかってなさそうな人いる
このみ: 狂追われを避けたいの?この状況の狂人って

 

ジバニャン: 【占】シルバー→白
ジバニャン: グレラン希望
ジバニャン: 何わろとんねん
ジバニャン: じゃあ対抗の狼目から吊り
ジバニャン: あぁシルバー霊能に見えたわ
ジバニャン: このみ: 占ロ黒ストが好きだけど別に俺以外が死ぬならなんでもいいよ 
ジバニャン: 2騙り匂わせ風
ジバニャン: 占いロラ黒ストが好き=2騙りであれば黒ストされた方が良い
ジバニャン: このみーガーゴイル2wもあるのにきなこがそれ切れるのおかしいでしょ
ジバニャン: 虜は文章読んでなおジバニャン吊りなのかな?
ジバニャン: このみ狼だと思います。

 

太字のあたりはまさに短絡的思考ではないのでしょうか?

この日はジバニャンが吊られていますので、このみの文章を参照しましょう。

 

「このみ: きなこーHBの2wはなさそうだなと思った」

「きなこ: このみ狼でガーゴイルとこんな会話しなさそうだなって雰囲気」

この発言に差があると言えますか?

 

私としては、文章の構造として差はないと思います。

2ウルフ否定+可能性の示唆(なさ"そう”または”雰囲気”)の文構造ですので、

この発言のみを短絡的思考として、このみのみを真占い師に、きなこのみを偽占い師にする特段の理由は思いつきません。

このみの方に関しては追加の説明などもありませんので、条件面に関してはむしろきなこのほうが有利だと言えます。

 

したがって、

自己による反駁「③その短絡的思考は、「きなこ」のみに見られるものなのか?」も失敗となります。

これだけの反駁に失敗していますので、元の論理「短絡的な考察をしたきなこは偽占い師」はかなり論理的妥当性に欠けるものであると述べることができますね。

 

批判的思考と自己反駁を極めれば、理論上100%狼を吊るすことができる

以上のような批判的思考と自己反駁を徹底的におこなうことができれば、

理論上は100%狼を吊るすことができます。

 

論理の機構が優れている、というのはこのようなことを指している訳ですね。

 

時の人狼王は「ログを読めているひとが勝っている」とも言っていました。

発言を丁寧に読み解き、そのうえで全ての可能性を照査すれば、相当の確率で人外を当てることができるでしょう。

それゆえに、批判的思考や自己による反駁が重要なのです。

その前段階である発言を丁寧に”読む”というのが大事なのこの辺りでしょうね。例の彼女はあくまでも「雰囲気」と述べているので断定している訳ではありません。

 

逆に言えば、このような批判的思考や自己反駁がおこなわれにくい村は狼にとって有利な村だったりします。

例えば、議論の展開が過加速している村などがこれに該当しますね。

議論を組み立てていく上でその展開を急かすっていうことは、その議論をするうえでの前提が正しいものであるのかという至上命題を精査する余地を失くしてしまっているんですよね。組み立て方が雑になってしまう。つまり早急な議論によるミスリードを引き起こしやすい雰囲気の村すらをもつくりだしてしまう。

人狼を「教える」を考える - 人狼流浪記

 

 

議論の機構


議論を構成するものは何でしょうか?

盤面的な要素を除けば、「自分の考察」と「他人の考察」を一般解として考えることができますが、厳密には異なります。

 

自分の脳内で考えられたことのうち、表出された言葉のみが盤面に出てきます。

他人に関しても同様に、脳内とは別に表出された言葉のみが盤面には出てきますね。

 

以上のことから議論を構成する主たる要素は「表出された言葉」になる訳です。

 

メディア(媒介)としての「言語」理論

「表出された言葉」というワードに拘った理由は、

チャットにおける言葉というのはあくまでも脳内の思考を媒介するメディアに過ぎないという話があるためです。

 

わかりやすくメディア(媒介)というものとその制約を説明しましょう。

あなたに一枚のフリー素材の写真をお見せします。

この写真を言葉で、誰かに伝えるように説明してみてください。

 

ちなみにですが、この写真には「イギリス北部の自然風景」というものが付いています。

一般的に説明するならば「晴天の下、緑がきれいな写真」といったところでしょうか。

ここに言語の制約が加わります。

 

「晴天の下で緑がきれいな写真」という言葉だけでは、

このような「視覚」で受け取った情報を完全に伝えることは不可能です。

 

例えば、

「晴天の下」というのは、雲ひとつない青空を指しますか?それとも雲は何個か見えますか?雲が見えるのであればそれはどのような雲ですか?それはどのぐらいの範囲ですか?

「緑がきれい」というのは、どのような緑ですか?全面が芝生?それとも木々が生い茂る森のこと?どのような木がどれぐらいの間隔で生えていますか?

そもそもそこに川、人間、動物は存在しますか?風は吹いていますか?

 

といったように、言語はあくまでも物事を伝える媒介手段に過ぎませんので、視覚の情報を100%そのまま相手に共有することは不可能な訳です。

視覚から言語に情報を変換する際に、メディア(媒介)としての損失が発生するわけです。

これは人狼における脳内の推理情報を相手に伝える際にも発生し得ます。

このような「言語」という制約によって、私たちは自分自身が脳内で考えていることを100%そのまま相手に伝えるのはほぼほぼ不可能となる訳です。

 

だからこそ、表出される言葉を「選択」する

私たちは自分自身が脳内で考えていることを100%そのまま相手に伝えるのはほぼほぼ不可能。ですので、私たちは出来る限り言葉を選択して、相手に伝わる可能性を少しでも上げる工夫が求められるわけです。

 

今一度、ここで人狼ゲームの目的を振り返ってみましょう。

人狼ゲームの村人の目的は一般的には人狼を撲滅することです。

あくまでも推理というのは手段に過ぎず、人狼を吊るすことこそが目的であることを注意してください。

 

これは言い換えれば「必ずしも自分の脳内で反駁された精緻な思考を開示する必要はなく、狼を吊るために必要な共感等を得られる考察を表出できれば充分である」ということです。

 

占い先の選定には様々な思考が含まれています。どういう位置を占った方が良いかという戦術論から、どの位置をどう見ているかという推理まで。
そういうステップの多い思考というのは、その分だけ人によって違いが出ることになります。

10000文字かけて人狼の推理について解説してみた|tb158

 

ステップの多い思考うんぬんのくだりは、解るんだけど、もっと自分の出す考察に引き寄せて出しても良かったんじゃないかなぁって感じた。自分も発言するときはできるだけ推理のステップを減らして共感されやすいようにしてます!とか。どうせ言うならここまで言及してほしかった。私はそうしてる。

人狼を「教える」を考える - 人狼流浪記

 

当然ですが、このように「論理的思考→批判的思考→自己による反駁」というものを繰り返して出された洗練された思考というものは「ステップの多い思考」です。

ステップの多い思考というものは、それだけ他人の批判的思考を産む余地がある訳です。

先程例に挙げた文だけでもあれだけの批判的思考と反論が展開されましたからね。

あの批判的思考と反論の中であったとしても、あれは「私の判断」に過ぎないため、「他人が判断」の際には180度異なった結論を出す可能性もある充分にあり得る訳です。

そして当然、このように洗練されていない思考も含めて、自分以外の思考というものは言語という媒介の制約によって100%相手に理解してもらうというのは困難を極める訳です。

 

しかし、人狼ゲームは人狼を吊るすことができれば充分なゲームです。

自分の思考を100%理解してもらう必要はないのです。

人狼を的中させる段階においては、このような洗練された思考が必要かもしれませんが、実際に吊る盤面においては吊るす方法なんていくらでもあります。

 

ステップ数を減らし、簡単な要素としてまとめて伝わるようにする

文字数でごり押し

取りにくい相手の黒要素よりも、取りやすい自分の白要素で勝負する

そもそも自分が指定役になれる立ち回り(吊りや噛み先誘導による調整)をする

 

最も基礎的な例だと、パッションとしての要素出しを挙げることができます。

例えば、数日の間、スケープゴートにする相手との対話を試みる姿勢を続け、最終日に「これだけこちらが対話する姿勢を見せたのに未だ結論を濁してくる相手の態度はもう流石に狼と判断するしかない。①さんが狼だと思います」といった内容の発言を落とす。これは古典的なやり方ですね。

既成事実として、数日に渡る慎重な対話の姿勢を見せ、最終日、時間切れのタイミングで感情的に相手を狼だと判断を下す、その姿はまさに堅実に論理を”築きたかった”村人の姿そのものです。

 

これは別に狼の策略に限った話ではありません。

村人のときもそのように動いても良いと思います。

対話姿勢を見せる前の段階でこっそり狼を決め打ちし、数日かけて狼を追い詰めていくようなやり方は村陣営の実践で有効であると言うことができます。

仮に思考が更新されたとしても狼だと判断を下さなければ良いだけですしね。対話を重ねているので信頼もあるかもしれません。

 

私たちが考えるべき事項は300秒という短い時間の中で、いかに効率よく判断者に対して相手が人狼であるか(自分が白であるか)を伝えるということです。

そのために、自分の主張は明確でなければなりませんし、その根拠も反論される可能性の低い一般性の高いステップ数の少ないものが望ましいでしょう。

 

当然、この段階において「自己による反駁」の展開というものはほぼ不要になります。

300秒という短い時間の間で、相手を説得するために使える実際の時間は200秒未満であると考えるのが妥当でしょう。その中で反駁を展開するような時間はありません。

判断者・相手にそのような反論の余地があることを気づかせるきっかけにもなり得るという側面があります。敢えて誠実そうに見せるために展開することもありますが。

 

まず説得対象の朝文を確認し、説得相手の状態を確認します。

次に相手(人狼)の朝文を確認し、相手の状態も確認します。

 

判断者と相手の朝文を確認して、自分に有利な「言語を表出」させるための情報を得るためには少なくとも読み時間含めて60秒は必要になるでしょう。

そのうえで、自分自身が選択した「表出する言語」を発言し、判断者に対する説得・共感を試みます。当然相手が読み・疑問を聞く時間なども考えるとこれも120秒以内に収めたいところがあります。

残りの時間120秒は、相手が読む時間や疑問に答える時間、あるいは感情アピール、あるいはアディショナルタイム(タイピング速度による調整や相手の良レスポンスに対処する時間)を割くのが賢明でしょう。

となると自分自身の反駁を展開する時間なんかない訳ですし、そもそもそんなもの表出する必要性などない訳です。

時間がたっぷりあるのならば表出してもいいかもしれませんが。

このあたりの時間的制約が短期人狼ならではの面白さの部分でもあります。

 

議論と推理の関係性

本当は全体での議論なんかよりも個人の推理のほうが優れている。

議論というものは本来お互いが意見をぶつけ合い、より良い結論を導くためにおこなわれます。

下図を参考にすると意見A(正)とそれの対となる意見B(反)をぶつけ合い、より良い結論C(合)に導くわけですね。俗にこの現象は止揚などと言われたりします。

https://koga312.com/archives/946

事業経営のアウフヘーベン(考えて問題解決) - 古賀税理士事務所のホームページ

 

しかしながら「議論はより良い結論を導けるのか?」という点ではかなりの疑問符がついていたりします。

全員が協力的で、理性的で、建設的な意見表明をおこなうような理想的な環境下でのみ、このような止揚は発生し、より良い結論(≒人狼を投票で吊るすこと)にたどり着ける可能性が高まる訳です。

つまり、それ以外の場合においては、むしろ話し合いをおこなうことで間違った結論に突き進む場合のほうが多いということです。研究でも証明されている集団的浅慮という現象ですね。集団凝縮性(集団の構成員が離れないよう引きつけ、集団内にとどまらせようとする力)が高いほどこれが起こりやすい。プレッシャーの多い環境ほど起こりやすい。上級者や経験者限定の村なんかはまさにこのような環境でしょう。

そもそも人狼ゲーム内において皆さんが「自分以外の人間が皆、協力的・理性的・建設的な議論に臨めるような人物だなぁ」などと思ったことありますか?

私はないです。

 

そういうわけでして、そもそも人狼ゲームにおける議論というものは集団的浅慮が前提であり、協調して皆の推理の質を高めるということは望めないというのが実情なのです。

だからこそ「表出する言語」にこだわり、集団的浅慮をよりこちらに有利な方向に進めることが重要になります。

 

そもそも人狼ゲームというのは明確に議論を妨害しなければいけない役、悪役(人狼陣営)がいるので、このような議論という構造に当てはめて考えること自体に歪みがあるのかもしれませんが。

 

補足ですが、このような理論があるため、一般的に言えば

理想的な環境下での「議論」>

自分の中での洗練された「推理」>

自分の中での洗練されていない「推理」≧一般的な環境下での「議論」

といった階層関係になるわけですね。

事実として理想的な環境下での「議論」なんてものは存在し得ないので、実際には自分の中での洗練された推理が最も的中率が高くなる訳です。

 

議論をより良くするためにできる工夫

結論「表出される言語ゲー」と言えばそうなのですが、そのようなゲームにしないために、すなわち議論らしい議論ゲームをしたいのであれば、諸々の工夫が求められます。

集団凝集性を低めるために突飛な提案をしてみたり、突飛な提案に積極的に乗っかってみたり、相手の考察に対して過度にストレスをかけるひと(例えば、相手の考察を詰めろ思考で過加速させるひと)に対して牽制をかけるなど。

これらの少しの工夫でも、周りから出てくる発言の質自体を上げることはできます。

全員が全員表出される言語を意図的に選択している訳ではありませんからね。選択していないプレイヤーの表出言語の質を高める立ち回りをすることで、結果として村全体としての判断力を少しでも上げるといった動きは充分に有効になります。

 

おわりに

実際の実践で使えるかは別として、

これが割とオーソドックスな推理と議論の理論だと思います。

 

サブブログの最後のほうには書いたりもしたんですが、実際には皆が推理しやすい環境をつくることだけを考えて、自分は全然何も考えていないなんてことが結構あったりします。

長文考察しているように見せかけて実は全く考察していないみたいなことは大いにあります。とりあえず文章量を書かないと吊られる環境だったりするので最低限村に影響しなそうなことを書いておこうみたいな思惑とか色々。

 

推理の機構、理論上は推理で狼を当てることができるかもしれないけど、突き詰めていったらこんなの理論上無限に反論できちゃうじゃんみたいな側面はあったりします。ですので、その辺の推理(村の可能性)の許容値ラインみたいなものを環境に合わせて上手く調整できるとよく勝てるようになります。

私は環境に合わせるのが面倒なので先のような村バフの立ち回りのが多めですね…

 

 

そういえばサブブログで引用つけた同業はてブロの方は恐らく引用通知が行ったので当該記事を消されてましたね…古傷を抉る行為をしたような感じだと思うので申し訳ないです。

 

 

 

 

 

 

 

「生存率が高い人は勝率も高いのか?」を検証する

お久しぶりです。Sirです。

 

最近ふと、大昔に蛙の人狼日記にて、

「生存率が高い人は勝率も高くなる」ということを

言ったような、言ってなかったようなことを思い出しました。

 

論理的には一見正しそうに見えますが、

データ上においてもそれが再現できるのか、

今回はそれを検証していきたいと思います。

 

≪目次≫

 

まとめ

  • 総合生存率が高い人は勝率が高い傾向がある。
  • 村人で生存率が高い人は、村人勝率が高い。
  • 人狼で生存率が高い人は、人狼勝率が高い。
  • 狂人は生存率が低い人のほうが、狂人勝率が高い…かも。
  • その他役職はその役職での生存率が高くても、その役職の勝率にはあまり繋がらない。

 

使用するデータセット

くろうさDaysデータベース様のものを使用します。

くろうさDaysデータベース様のサイトより、

  • 普通配役(300↑)
  • 生存率

の2つのデータセットを利用し、

名前が重複する人を対象者として抽出します。

最終的に抽出された人数(サンプルサイズ)は68になりました。

 

くろうさDaysデータベース - atwiki(アットウィキ)

 

 

総合勝率と総合生存率

全ての役職の生存率と、全ての役職の勝率の関係を分析しました。

p値はp<.001で有意です。

標準回帰係数は.491ですので、まあまあ強い影響があると言えます。

また、決定係数(R²)は.241、調整済み決定係数は.230であり、

これは、総合生存率が勝率の約25%を説明していることを意味します。

その他、統計上の問題はありませんでした。

 

以上の結果より、

「総合生存率が高い人は勝率が高い傾向がある」と言うことができます。

 

総合勝率と吊り死亡率

前提として、

(1-総合生存率)×吊り死亡率の計算で、

とある特定のプレイヤーが吊りで死亡する確率を出しています。

 

くろうさDaysデータベース様では、

吊り死亡率/(吊り死亡率+噛み死亡率)で、

吊り死亡率を出しているため、

そもそも「死亡した場合」でどのぐらいの割合で吊られているのかを算出しています。

 

一方で、今回の白の人狼日記では、

生存する場合を含めて、どれぐらいの割合で吊られているのかを算出しています。 

 

つまり、

①最終日まで生存、➁吊られて死亡、③噛まれて死亡、の3パターンにおいて、

➁③のみで吊り死亡率を出しているのがくろうさDaysデータベース様、

①②③を全て込みで吊り死亡率(吊/全体死亡率)を出しているのが当方です。

 

p値はp<.001で有意。

標準回帰係数は.-477。

決定係数(R²)は.228、調整済み決定係数は.216。 

 

その他指標との比較も行いましたが、

総合勝率×総合生存率と、総合勝率×吊り死亡率の組み合わせでは、

総合勝率×総合生存率のほうが、モデルとしてのあてはまりは良いみたいです。

 

総合勝率と噛み死亡率

先の逆数を用いて(正確には、1-生存率-”吊/全体死亡率”)

噛まれ死亡率と勝率との関係を分析しました。

 

p値が.914。標準回帰係数が.013。決定係数は0。

このようなことを言うまでもなく、表を見れば一目瞭然ですが、

この組み合わせにはあまり関係性がないようですね。

 

 

各役職の生存率と勝率

各役職勝率×各役職生存率の組み合わせで、全計7パターンを分析をかけました。

 

有意かどうか。

  • p値が有意水準を満たさなかったのは猫又。

死亡していたほうが若干勝率が高いという傾向は見られましたが、有意ではないです。

吊り噛みで死んだ場合に村利となるパターンが容易に想定されるので

p値が有意にならないのは妥当ですね。

 

  • p値がp<.01だったものが村人、人狼。(有意)
  • p値がp<.05だったものが占い師、狩人、狂人。(有意)
  • 霊能のp値は.052でした。僅かに有意水準から外れています。

 

村人と人狼は生存していると勝ちやすい。

結論から言うと、村人と人狼が生き残っていると勝ちやすい役職です。

人狼勝率の標準回帰係数は.519、

村人勝率の標準回帰係数は.466。

 

 

また、猫又は有意ではないので取り上げませんが、

興味深い点として、

狂人は死んでいるほうが勝率が高いという傾向が若干見られます。

「狂人は死して縄数を稼ぐべし」という、いにしえの言葉を思い出しますね。

 

狂人は狼にとって、”計算できる吊り逃れ先”。

「狼は村陣営を噛み(or狐を噛みで捕捉し)、狂人は狼の代わりに吊られて時間を稼ぐ」のが、

重要な役割分担。

だからこそ、「村を混乱させてかき回せ!」とも要求される。

よって、

2人以上を道連れ>役職道連れ(Ex.占いロラ>霊ロラ)>素村一人道連れ(Ex.●特攻)>
内訳的に村を混乱させて吊られ>>>グレラン吊られ>>(越えられない壁)>>潜伏噛まれ

というのが狂人の仕事としては必要になる。

なぜ、「狂人は吊られるのが仕事」なのか? - 「人狼に慣れよう!」@るる鯖 wiki - atwiki(アットウィキ)

 

また、決定係数(R²)との組み合わせでの比較を行う場合、下図のようになります。

 

決定係数(R²)についても同様、

村人は.217、人狼は.269のみ.20を超えており、

弱~中程度の説明力を持っていると言えます。

 

その他の役職は.10を切っているので、説明力としてはかなり弱いですね。

 

ただし、村人はそもそも生き残りやすい。 

ruro.hatenadiary.com

 

人狼流浪記では、平均勝率と各役職の比較を行ったため、

当然、引く回数が多くなりやすい村人と人狼で勝てる人が

当然、総合勝率が高くなるという欠陥がありましたが、

今回は純粋な各役職勝率と各役職生存率での比較ですので、

この欠陥に対処できた点は嬉しいところですね。

 

ただ、今回の分析に関しても、

「そもそも村人は生き残りやすいのではないか」という構造上の欠陥があります。

占霊狩などの役職と比べて、村人は吊り噛みの優先順位が低くなりやすいですから。

例えば、占いロラや霊能ロラのパターン。狼は役職者を優先して噛みたいなどの条件。

これらの諸条件は加味する必要があります。

 

ちなみにですが、

「ならば噛まれる村人は有能なのか?」という観点で、

「村人勝率×(全役)噛まれ死亡率」の分析してみましたが、

こちらは全く有意な結果を得られませんでした。

標準回帰係数が-0.33と負の値で、更に値自体も小さい。

比較するのであれば、「村人勝率×村人の噛まれ率」ですね。

全役の噛まれ率と村人単役職の勝率を比較しているので、

そもそも比較対象としての無理があります。

今回はデータセットとしての入手が不可能なので諦めるしかないですが。

 

村人人狼以外の役職が、

その役職での生存率が高くても、それが役職勝率には繋がらないというのは、

この辺の構造上の問題があるように思います。

そもそも占霊狩は上記要因により勝敗決着時点で死亡している可能性が高い。

 

以上のような点を考えると、

「総合生存率が高い人は勝率が高い傾向がある」

ぐらいのゆるめの結論で留めておくのが良いのだと思います。

 

ちょっとした続き。

ruro.hatenadiary.com

 

 

 

【狐盾検定】狐盾のやり方をもう一度。

12bと言えば、狐盾進行。

ですが、中々狐盾進行をできない人が多いみたいなので、

今回は【狐盾検定】と評して、狐盾を学べるなにかを作ってみました。

 

こういうものはランクがあったほうがモチベーションが上がるので、

指標を以下に示しておくことにします。

 

  • 50点未満:狐盾初心者
  • 51~70点:狐盾初級者
  • 71~90点:狐盾中級者
  • 91~109点:狐盾上級者
  • 110点満点:狐盾マスター

 

狐盾進行とは何か?

狼に「狐勝利」を脅すことで狼柱を促す戦法のことです。

詳しくは下記note記事(りょち様執筆分)をご参照ください。

 

狐盾進行について一言で説明すると「狐生存を仄めかす事で狼に協力を要請する」進行です。

まず前述の通り,当たり前ですが「狐が生存していては人狼陣営はゲームに勝利できません。」言い換えれば,「狐を村が保護するような進行を取り狼に対して脅迫をかければ,狼は必然的に協力せざるを得なくなる」という訳です。

そして,「妖狐」には人間カウントがないため

・7人日(村村村狐狼狼狼)→狐にカウントがなく狼勝利条件達成→狐生存により勝利条件塗り替えで狐勝利

・5人日(村村狐狼狼)→狐にカウントがなく狼勝利条件達成→狐生存により勝利条件塗り替えで狐勝利

・3人日(村狐狼)→狐にカウントがなく狼勝利条件達成→狐生存により勝利条件塗り替えで狐勝利

というように,人狼の数が多すぎることで強制的に負けてしまう「飽和」という負け筋が人狼陣営には存在します。

この特性を利用し,極限まで飽和に近づける事で人狼にCOさせ,狐探しに加担させる進行が「狐盾進行」という訳です。

狐盾ってなに?~12Bへの1歩~|りょち

 

【狐盾検定】目次と注意書き。

この検定は人狼民全般の「狐の扱い方」の実力向上を目指した検定問題集です。

基本的には12b配役を標準として問題は設計されています。

 

制限時間の設定などははありませんが、

1問あたり1分以内の回答を目安にすると正確な実力測定に繋がると思います。

基本的には番号が高いほど、難易度の高い問題を設置するようにしました。

 

「問題①」→「答え①」→「問題➁」の順の構成になっているため、

スクロールすることで、その問題の答えを見ることができます。

過度にスクロールをしすぎると、

回答の前に問題の答えが見えてしまうので注意してください。

 

 

 

実践①

難易度:★☆☆☆☆(初級/10点)

村村村村狼狼狐(7人・全灰・狐非捕捉)

このような盤面が確定している場合、村が取るべき行動は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え①

  • 村柱をして、狼に柱をさせる。(7)
  • 柱をした狼に噛み予告をさせる。(3)

基礎的な狐盾進行ですね。

狼の噛み予告先でGJが発生した場合は、村村村村狼狐で狐が発覚。

狼の噛み予告先でGJが発生しない場合は、村村村狼狐、となります。

下線部片方のみ正答の場合は()の点数を加算。

両方正答で10点満点。

ただ、この問題については検討の余地はあるかも。

 

実践➁

難易度:★★☆☆☆(初級/10点)

先程の実践①の盤面に続き、狼が柱をし、噛み予告。翌日朝にGJが発生。

村村村村狼狐(6人日・狐発覚・全灰)

という盤面になりました。

村が取るべき進行は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え➁

  • 黒位置の村が柱をする。(9)
  • 狼に対して狐連噛みを要求する。(1)

実践➁のパターンにおいては、

(a)黒位置の村が柱をする進行、

(b)あるいはそのまま狐を吊る進行の2つが想定されます。

 

(a)このまま狐を吊るした場合の盤面は、

村村村狼の4グレー1狼盤面となり、村勝率は1/4。

 

(b)黒位置が柱を行った場合は2通りの分岐があります。

1つ目の分岐は、狐連噛みで、村村村狼狐→村村狼となり、村勝率1/3となる場合。

2つ目の場合は狐連噛みを行わなかった場合。この場合は引き分けとなります。

 

基本的には(b)の進行を採用した場合でも、

狼目線、狐連噛みした場合の勝率は2/3となり、

好条件で当該進行を飲むことができます。

この配役の狼勝率は3割程度なので、

狼勝率が2/3であったとしても、狼はこの進行を基本的には飲めるわけですね。

 

6人盤面1W生存時に狐を素直に吊るすのは最終盤面が偶数となるので愚策となります。

 

参考:12bの勝率について。

12b:【勝率】村人陣営:41.24% / 人狼陣営:30.27% / 妖狐陣営:19.01% / 引分:9.58%

定番配役村一覧 - 汝は人狼なりや?@るる鯖wiki - atwiki(アットウィキ)

 

実践③

難易度:★★★☆☆(中級/10点)

村村村村霊狼狼狐(8人・全灰)

人狼CO→狐告発

あなたは霊能者です。

このような盤面で取るべき進行は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え③

  • グレー吊り。(7)
  • 狐連噛みによって奇数盤面に戻させることを狼に指示。(3)

※偶数維持の場合は告発狼狐共々に生存状態で最終日に突入させることを伝えます。

村吊→狐噛の場合の盤面は、村村村霊狼狼狐(7人)

村吊→狐噛まずの場合の盤面は、村村霊狼狼狐(6人)となります。

実践では狂人目を狙うことが多いです。

 

実践④

難易度:★★☆☆☆(初級/10点)

実践③において、狼が狐噛みを選択し、次のような盤面になりました。

村村村霊狼狼狐(7人・狐捕捉済・全灰)

人狼CO→前日に狐告発済

霊能者が取るべき取るべき進行は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え④

  • グレー吊り。(10)
  • 狐連噛み指示。

霊能による脅しが成功し、狼の明白な噛みミスを誘えたパターンです。

 

狼が吊れた場合(1/4)は、

以降、狐→狼の順で吊りで村勝利。

 

狼が吊れなかった場合は、

村村霊狼狼狐の6人盤面となり、実践編➁と同じ盤面になります。

実践➁の分岐の村勝率は1/3。

 

村勝率はこの計になるので7/12。

 

実践⑤

難易度:★★☆☆☆(初級/10点)

村村村霊狼狼狐(7人・狐捕捉済・全灰)

このような盤面で、狼が行うべき行動は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑤

  • 吊られないこと。(5)
  • 村柱を吊るして、狐を噛むこと。(5)

村柱を吊り、狐を噛むことで、村村霊狼狼狐という盤面になります。

狐を噛まない場合は飽和となり狐勝利になります。

実践①との違いは狐位置を捕捉しているかどうかです。

 

この続きの説明は実践編⑥で。

 

実践⑥

難易度:★★☆☆☆(初級/10点)

村村霊狼狼狐(6人・狐捕捉済・全灰)

実践⑤に続いて、村柱を吊り、狐を噛んだことで次の盤面になりました。

この盤面で狼が行うべき行動は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑥

  • 狼柱CO。(5)
  • 狼柱COした狼が狐告発。(5)

 

狐位置を素直に告発した場合は、

狼吊り・狐噛みGJで村村霊狼狐(5人)

狐吊り霊噛みで村村狼。したがって狼勝率は2/3。

 

逆に狐位置を素直に告発しない場合は、

狼吊り狐噛みGJで村村霊狼狐、

仮想狐の村吊り狐噛み(飽和回避)で村霊狼狐という偶数盤面。

狐を吊れなければ敗北するので狼勝率1/3。

 

以上により、素直に告発した場合の方が狼勝率は高いので、

嘘告発をするよりも、素直に狐告発するほうが狼得になります。

 

実践➆

難易度:★★★☆☆(中級/10点)

村村村村霊狼狼狐(8人・狐位置捕捉済・全灰)

この盤面で、霊能から狼に対して指定が出ました。

狼がするべき行動は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え➆

  • 狼COで狐盾進行の提案。(4)
  • 狐は告発しない。(3)
  • 村柱を要求する。(3)

村目線でも安定して狐盾に合流できるため、このCOは基本的に通ります。

狐の告発はこの日以降に行いましょう。

 

狐の連噛みで縄増やしを行う場合は、村柱吊りから入る場合で、

村村村霊狼狼狐→村村村狼狐→村村狼で狼勝率2/3。

縄増やしを行わない場合は、村柱吊りから入る場合で、

村村村狼狼狐→村村村狼狐→村村狼で狼勝率2/3。同確率。

 

先に狐を告発してしまうと、

この日に飼い狼・飼い狐のグレー吊り進行の余地が発生してしまいます。

例えば、

(a)村吊り霊噛み→村村村狼狼狐→狼吊り狐噛み→村村村狼狐→狐吊り村噛み→村村狼。

(b)灰狼吊り霊噛み→村村村村狼狐:狼敗勢。

 

(b)のパターンが1/5の確率で発生する余地は潰しておきたいですよね。

ですので、狼CO後の即狐告発は行いません。

 

尚、村目線では狼の狐告発が無ければ、

村村村狼狐の盤面で狐吊り(1/5)×村村狼の盤面で狼吊り(1/3)=1/15。

この確率を潜り抜けて村勝利をもぎ取らなければいけないため、

狼による村柱の要求は通ると踏んで良いでしょう。

 

より詳細な計算を言えば、

  • (c)グレー吊りを強行して、狼の狐告発なしで村が勝つ確率。
  • (d)村柱をして、狼に狐告発ありで村が勝つ確率。

これが(c)<(d)であれば、村柱進行のほうが、

グレー吊りよりも村にとって合理的な進行判断であると言えます。

 

(c)の確率は、

(c-1)5人の灰から1狼を吊る確率が1/5。

その後、狐吊り(1/5)と狼吊り(1/1)を行うので、この場合の村勝率は1/25。

 

また灰から村を吊るした場合(発生率4/5)は、

(c-2)村村村狼狼狐→狼CO吊りでGJが起きなければ村村狼狐で引き分け以下。勝率0。

(c-3)村村村狼狼狐→狼CO吊りでGJが起きれば、

村村村狼狐の盤面で狐吊り(1/5)×村村狼の盤面で狼吊り(1/3)=1/15。

(c-2,3)の各分岐は狼勝率がほぼ等しいことにより、※

発生率は平等であると仮定すると、

(c-2,3)={(c-2)0+(c-3)1/15}×4/5=4/75。

よって

(c-1,2,3)=1/25+4/75  =7/75(≒9.3%)

 

※狼目線の勝率は、

(c-2)の場合は、純粋に狐吊り率1/4。あるいは引き分けなので勝率0。

(c-3)の場合は、

 (c3-1)初手狐吊りパターンは1/5×村村狼2/3=2/15

 (c3-2)最終日狐吊りパターンは3/5×村村狼狐1/4=3/20

(c-2,3)の確率は2/15+3/20=17/60。

1/4と17/60の差はほとんど誤差の範囲として扱ってもいいと判断します。

 

また、(d)の確率は先程示した通り、

1-(狼勝率)2/3=(村勝率)1/3 ≒33.3%

 

(c)=7/75(≒9.3%)

(d)=1/3(≒33.3%)

以上により(c)<(d)のため、

狼の村柱要求の引き換えに狐告発という進行提示は、

村目線でも合理的な判断となるため、通る可能性が高いと言える。

 

実践⑧

難易度:★★☆☆☆(初級/10点)

村村村霊狼狼狐(7人・狐位置捕捉済・全灰)

実践➆の主張が通った盤面です。

狼が誰を噛むべきか提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑧

霊能噛み、または狐噛み。(10)

村村村狼狼狐盤面での狐告発→狼吊り狐噛みで村村村狼狐→村村狼で狼勝率2/3。

村村村村狼狼狐盤面での狐告発→狼吊り霊噛みで村村村狼狐→村村狼で狼勝率2/3。

 

ただし実践においては、

村の中に狩人がいるパターンが想定されるので霊能噛みのほうが望ましい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実践⑨

難易度:★★★☆☆(中級/10点)

村村村村霊狼狼狐(9人・狐位置捕捉済・全灰)

この盤面で、霊能から狼に対して指定が出ました。

がするべき行動は何か提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑨

  • 狼CO。(5)
  • 狐は告発しない。(5)

この場合、村は狂人を狙って吊るすことになります。

狐を噛んだ場合は実践⑧の分岐に合流。

狐を噛まなかった場合は実践⑤→⑥に分岐に合流。

 

先に狐を告発した場合は告発狼飼い-狐飼いの進行を取られ、

実践④の進行に合流される可能性があるため注意。

この盤面でも、

狐盾進行を採用した場合の勝率と、採用しなかった場合の村勝率は、

採用した場合のほうが推定高くなる・・・と思います。(要検証)

 

実践⑩

難易度:★★★★☆(上級/10点)

村白白狼狼狐(7人盤面で村柱吊り・狐捕捉済み)

このような盤面のとき、 狼がするべき行動は何か提示してください。

ただし、2白視点の吊り希望の優先度が「狐>狼>村」であるとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑩

  • 狼柱。(4)
  • 狐嘘告発。(6)

狼吊りで村白白狼狐→狐噛み→嘘告発で白吊り→狐連噛み→村白狼狐。

この場合、白の吊り先が狐に向けば狐を吊るして勝ち。

引き分けがある場合は、引き分け進行を採用する可能性もあります。

 

嘘告発をしない場合は、

村白白狼狐→村白狼の盤面となりますが、

白目線の疑い度が、村>狼なので狼は敗勢。勝率は0に極めて近くなります。

 

いずれにしても嘘告発のほうが狼に勝機があることには変わりません。

 

このように、

自分がどの程度疑われているかによって嘘告発が有効になる場合があります。

 

実践⑪

難易度:★★★★★ (上級/10点)

参加者:①②③④⑤⑥➆⑧⑨⑩⑪+初日犠牲者

生存者:②③④⑤➆⑧(4d時点)

 

占いCO:占①→④白 ➆予告 2d噛み

占いCO:狼➁→⑤白 ⑥黒 4d狼CO→飼い進行採用

霊能CO:霊③→⑪白 ➁白

村人CO:⑩→村柱

 

吊り:⑪→⑥→⑩→

噛み:初日犠牲者→①→⑨→

人狼:➁⑤

は誰を噛むべきか提示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え⑪

  • 霊能③or④噛み。(10)

死んでいる狐候補の数、およびGJが発生することを加味して③を噛むのがベストです。

 

まずは狐候補について整理しましょう。

この盤面での純粋な狐候補は、

⑥⑧⑨⑩⑪の5人。

このうち⑥⑨⑩⑪が死亡。生存している狐候補は⑧の1人のみ。

 

したがって狐の生存率は1/5となります。

(噛めている⑥を除く場合は1/4)

(噛めている⑥および村柱の⑩を除く場合は1/3)

 

狐の死亡率が5割以上なので、

敢えてこれ以上グレーを狭める噛みをするのは、

狼にとってはかえって不利な状況になることをも意味します。

 

狐を完全にケアすることを目的に、

狐が死んでいるにも関わらず、グレーである⑧を噛んでしまった場合は、

➁③④⑤➆⑧

→⑧噛み

→➁③④⑤➆

→③吊り・➁/④噛み

→➁③➆

となるので、③と➆の勝負となり、狼勝率は1/2となります。

狂人生存、狩人生存を考慮した場合も⑧噛みは狼の勝率を下げます。

 

⑧を噛まない場合は、GJが起きる場合起きない場合共に、

③➆⑧の3生存が最終日に確定するため、2/3で狼が勝利することができます。

 

より具体的に解説をしてみましょう。

狐の死んでいる確率と狼の勝率の合理性は、

狐が死んでいる確率×最終日の狼の勝率の値が大きいほど高いと言うことができます。

 

したがって、

(a):③または④を噛む場合:(狐死亡率)4/5×(最終日狼勝率)2/3=8/15

(b):⑧を噛む場合:(狐死亡率)5/5×(最終日狼勝率)1/2=1/2

 

a>bなのでaの噛み方のほうが、狼の期待勝率が高いことがわかりますね。

 

仮に(a)を3/4と表記した場合でもA=Bとなるので、

期待勝率にほぼ差がないことになります。

 

また③でGJが発生した場合は、⑧狐のケアもできていることになるため、

実践においては、基本的に③は噛み得であると言えるでしょう。

 

たまに狐の生存率は常に0でなければいけない…という発想の狼を見かけますが、

自分自身の勝率を下げてまで、狐の生存率を下げる必要はありません。

 

総括

これらの検定問題は極めて単純化した狐盾進行を取り扱った問題集です。

実践においては、狩人や狂人の存在、狐の安否、ゲーム上での要素などが絡まり合い、

その時々の最も合理的な進行は異なってきます。

 

実践⑩などはその最たる例です。

基本的には嘘告発はしないほうが、狼にとっては良いのですが、

盤面が傾いている場合には嘘告発がかえって狼にとって有効になることがあります。

 

実践⑪についても同様のことが言えます。

自分自身の思考の範囲で、狐が既に死んでいると予想するのであれば、

たとえ初日の吊りで狐が死んでいることに賭けているとしても、

敢えてグレーを噛んでグレーを狭める必要はない訳です。

 

狐をもっと柔軟に扱うことができるようになることを願って、

記事を〆ることにします。

 

 

 

9スタの3-2狂人柱進行について。GJ発生率込みの勝率計算。

こんにちは。sirです

最近9スタの某記事で先を越されていたみたいで歯がゆい思いをしています。

 

3-2の進行論について。

狂人が初手柱する進行論が定着しそうな、しなそうな感じ見ながら、

色々と計算したものをまとめてみました。

 

<参考にさせていただいた記事>

note.com

 

 

3-2の従来の進行の勝率ってどのぐらいなの?

11Aだとよく見かける進行論ですね。

「霊ロラ・占い相互占い」を行う進行です。

詳細は探せば出てくると思うので省きます。

 

要は占いロラから入る場合は純粋村勝率が1/2。

霊ロラから入る場合は純粋村勝率が2/3であり、

後者のほうが戦術として優秀であるということです。

 

霊ロラ相互占いを純粋に行った場合の分岐と勝率は以下の2通り。

  • パターンA:真→狂白 狂→狼白 狼→真白=狼勝率1/3(2白が発生しない分岐)
  • パターンB:真→狂白 狂→真白 狼→真白=狼勝率0(真が2白になる分岐)
  • パターンC:真→狂白 狂→真白 狼→狂白=狼勝率1/2(狂が2白になる分岐)
  • パターンD:真→狂白 狂→狼白 狼→狂白=狼勝率1/2(狂が2白になる分岐2)

それぞれの発生率を1/4と仮定すると、

狼勝率は、(1/3×1/4)+(1/2×1×4)+(1/2×1×4)=1/3。

 

 

狩人GJが発生する確率は?

冒頭に紹介した当該記事では、狂人の初日柱が推奨されています。

そのほうが勝率が高くなりそうだからですね。

 

狂人が柱する場合で疑問になるのは、狂人を吊らないで霊ロラをした場合の進行です。

つまり、4縄全てを占・占い騙り狼・霊・霊能騙り狼に当てると想定する場合です。

 

霊ロラ完遂&真占い吊りまで持っていけたとしても、

GJが発生する場合rppとなるため狼の勝率は半減します。

つまり、霊ロラ完遂までの日までに

どの程度の確率でGJが発生するかという点が問題になる訳ですね。 

 

求めたいのは、

  • ⑴初日狂人を出して吊り→霊ロラ完遂で占い決め打ちを行う場合。
  • ⑵狂人を出して→初日霊ロラ開始で占い決め打ちを行う場合。
  • ⑶狂人を出さず→従来の霊能ロラ進行をする場合。

どれが最も狼の期待勝率が高くなるのかということです。

狂人を吊るす場合はGJが発生した場合でも、2回以上GJが発生しない限り、

狼が不利に陥ることはないため、論理上では⑴>⑵で狼勝率は高くなりそうですね。

なので考えるべきは⑵の分岐のみです。

前述、⑶の分岐の場合の狼勝率は1/3でしたね。

 

⑵狂人を残して→初日霊ロラ開始で占い決め打ちを行う場合。

この場合の盤面は、

2d生存者:①②③⑤⑥⑦⑧⑨

占いCO:真①

占いCO:狼➁

占いCO:狂③

霊能CO:真④→吊

霊能CO:狼⑤

確定白:⑥➆⑧⑨(村村村狩)

吊り:④→

噛み: 初日犠牲者

本来は2回以上GJが発生するパターンも、理論上はあり得るのですが、

計算手順の簡単のために「1回のみ」GJが発生する確率を求めます。

 

2dのGJ発生率

まず2dにGJが発生する確率は、

狼の噛み択1/4×狩の護衛択1/3=1/12となります。

2dにGJが発生しない確率は1-1/12ですので、11/12となります。

 

3dのGJ発生率

3d生存者:①②③⑦⑧⑨

占いCO:真①

占いCO:狼➁

占いCO:狂③

霊能CO:真④→吊

霊能CO:狼⑤→吊

確定白:➆⑧⑨(村村狩)

吊り:④→⑤

噛み: 初日犠牲者→⑥

この盤面自体は11/12で発生し得ます。

 

まず、狩人が生存している確率は、

4人のうちから1人の狩人が噛まれない確率なので、3/4。

 

そして、この盤面でGJが発生する確率は、

狼の噛み択1/3×狩の護衛択1/2なので、1/6となります。

 

したがって、この分岐におけるGJの発生率は、

2dにGJが起きない確率×狩人が生存している確率×GJ率となるので、

11/12×3/4×1/6=11/96 

2dも3dもGJが発生しない確率は、1-11/96=85/96 

 

4dのGJ発生率。

4d生存者:②③⑧⑨

占いCO:真①→吊

占いCO:狼➁

占いCO:狂③

霊能CO:真④→吊

霊能CO:狼⑤→吊

確定白:⑧⑨(村狩)

吊り:④→⑤

噛み: 初日犠牲者→⑥→➆

4dの占い決め打ちで真占い師を吊るした場合に発生する分岐です。

そのためこの分岐自体の発生率は、

2,3dでGJが発生しない確率×真占い師を吊る確率となるので、

85/96×1/2=85/192

 

この場合、狩人が生存している確率は4人のうち2人の中に狩人がいる確率なので1/2。

 

そして、この場合のGJ率は狼の噛み択1/2×狩人の護衛択1=1/2

 

以上により、4dにGJが発生する確率は、

一度もGJが発生せずに4d夜が発生する確率×狩人生存率×GJ率となるので、

85/192×1/2×1/2=85/768

 

まとめ

2dのGJ発生率は1/12。

3dのGJ発生率は11/96。

4dのGJ発生率は85/768。

1/12+11/96+85/768=79/256≒30.9%

※これらは全て合計「1回のみ」GJが出る確率。

 

2回以上GJが発生する確率を求めていないので、

正確な狼勝率の測定はできてはいないのですが、

少なくとも3割以上の確率でGJが1回以上発生します。

2回以上GJが発生する確率は稀ですので、厳密に計算はしていないのですが…

2回、3回GJが発生する確率を加味すると+5%ぐらい増えます。たぶん。

 

計算条件に「GJ発生先を狼は噛まない」を加えながら軽く計算してみましたが、

分岐の処理が面倒だったので、他の人におまかせしたいと思います。

 

この場合の狼勝率はどのぐらい?

まず、(ア)GJが発生しない場合、

4dの占い決め打ちでを狼が勝った場合はそのまま狼勝ちとなります。

 

また、(イ)4dまでにGJが1回発生した場合は、

4dの占い決め打ちに勝利しても1/2の勝負となってしまいます。

 

したがって、GJが発生しない確率は177/256(≒60.9%)ですので、

だいたいの狼勝率は以下の計算で求めることができます。

(ア):177/256(GJ無)×1/2(決め打ち勝利)=177/512

(イ):79/256(GJ有)×1/2(決め打ち勝利)×1/2(最終日RPP)=26/337

 

(ア)+(イ)

=177/512+26/337

72961/172544(≒42.2%)

 

※ただし、この計算は2回以上のGJが起きる場合を放棄。

 加えて、実質的な誤爆を無視(真占霊に白を打つ可能性を放棄)しているため、

 実際はこの確率よりも狼勝率は下がることになる。36%ぐらいになるんじゃない

 

いずれにしても従来の進行の進行との比較では、

⑶霊ロラ相互占い:狼勝率33.3% < ⑵狂人を残して霊ロラ:約42.2%

となるので、こちらの進行のほうが諸々の※付条件を加味しても分が良さそう。

ただ想像していたよりも強い進行っていう訳ではなさそうな感じ。

 

従来の進行の話。初日の占い先は霊能がいいのではないか。

真狼狂-真狼を固定するのであれば、

従来の進行上では、初日占い先は霊能でもいいのではないかと思っています。

 

占い先を対抗と霊能で分散させるのが暫定的には強いのかどうか。

どのパターンが最も強いのかは要検討ですが。

今後検討する気もないですが。

 

この話は蛇足なのですが。

霊能が確定白になればその時点で狼の負けが確定しますので。

当然人狼・狂人は黒を打つのでそうはならないですが、

この理論から言えば、生存している霊能者に白を打つ行為自体が、

客観的に自身が偽である確率をあげることになります。

特段、人狼人狼に身内票をする理由は特にないですから。

理論上は真霊能のほうが吊られる可能性が高いと言えるからですね。

 

この盤面での霊能占いには次のような特徴があります。

  • 霊能COに対して白を出した占い師は自身の吊りを飲むことができる。

 

例えば、次のような盤面があったとしましょう。

2d生存者:①②③⑤⑦⑧⑨

占いCO:真①→⑤白(⑤投票)

占いCO:狼➁→③白(⑤投票)

占いCO:狂③→②白(④投票)

霊能CO:狼④→吊

霊能CO:真⑤→④黒

確定白:➆⑧⑨(村村村狩)

吊り:④→

噛み: 初日犠牲者→⑥

このような場合、①自身が自身の吊りを飲むことができます。

なぜなら①目線⑤が真であることが、ほぼ確定しているからですね。

 

そして、➁狼目線では③白結果より①の人狼が確定します。

また、初日の投票結果から、

狼騙りの➁目線では、身内票が無い限り①④の2ウルフで完結することになります。

 

そこで、ここで①が吊りを自目線で飲める状況。

この時点で①を吊るした場合、➁の視点が相当苦しくなることがわかりますね。

 

①を吊るした後に、➁狼が⑤真霊を吊るためには、

①が初日にわざわざ身内票を入れたという主張しないといけなくなるからです。

 

同様に、狂人である③目線も

「狼が基本霊身内をする意味が薄い」という論理の上では、

⑤の偽を主張し、①吊りを回避しに持っていくのには中々苦しい訳ですね。

➁に白を出しているので①が狼ほぼ確定。なので①⑤の2ウルフ主張は厳しい。

 

このような盤面において、

これだけの投票先と占い結果に整合性を保つPSのある人外はどの程度いるのでしょう。

相方と身内切りの票を入れることのできる狼はどの程度いるのでしょう。

そういうことを考えてみると、

真占い師は初手霊能占いが有りですし、人狼は初手身内切りが推奨になりますね。